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BtoBサービスの申込みフォーム 事例 集めてみました

Writer: akino 更新日:2022/04/06

こんにちは。デジナーレのサービスプロデューサのA.水野です。

BtoBサービスサイトを作成するとき、どんなサイトにするか迷うことはありませんか?

今回は、BtoB向けサービスの申込フォームのパターンを集めてみました。

最後に、フォームをつくる際のポイントもまとめましたので、良ければ参考にしてみてください。


申込フォームのパターンとは?参考事例を紹介

問い合わせ件数を大きく左右数申込みフォーム、現在はどのようなものが主流なのでしょうか
大きく2パターン、そしてその中でもタイプをわけ、4タイプありました

【1】TOPページ一体型  

  ┗A メインビジュアルの右側にある”最短入力タイプ”

  ┗B ページ下部にある”読み込ませタイプ”

【2】ページ遷移型   
  ┗A フォームのみの構成の”想定内タイプ”

  ┗B 左に情報+右にフォームの”ハイブリットタイプ”


【1】TOPページ一体型

A メインビジュアルの右側にある”最短入力タイプ”
最近増えてきた右上に入力フォームがあるものは、

  • モチベーションを下げずにアクションを促せる  
  • リピートしてきたユーザーがすぐアクションできる
  • ファーストビュー内に収まっているため、入力が簡易的な印象がある(項目も少ない)

というメリットがあります。
BtoBサービスの場合、衝動契約はなく、商材比較検討がベースにあることが多いのが特徴です。そのため、

・詳細理解よりも、とりあえず資料を手元に置きたい
・サービスのことは知っているので資料や問合せがすぐしたい

と考えるユーザーも一定数いるため、メインファーストビュー内でアクションできるのはユーザビリティが良いですね

■AIアナリスト

     

参照元:https://wacul-ai.com/

■ナイル SEO相談室

参照元:https://www.seohacks.net/

■アドナレッジ

参照元:https://service.ad-knowledge.net/lp


■NEWS PICKS
セミナー申込みフォーム例です。個人的にとても好きな形です。
ファーストビュー内に収まってはいないものの、フォームが大きく見やすいです。そして入力を進めながら下っていくと同時に内容が横目で入るので、とてもカンタンに申込みが完了できます。にくいレイアウトです!!無料セミナーは直感的に申しこむことも多いため、フォームへの遷移がわかりにくいと面倒になってしまいます。申し込ませながら理解させるという最短ルートはとても参考になりますね

参照元:https://newspicks.com/

B ページ下部にある”読み込ませタイプ”
下部までスクロールする間にサービス理解を促進させることができるタイプです。

■RICHIKA
説明の代わりにたくさんの動画サンプルがレイアウトされていてユーザーが直感的にサービス理解がしやすい作りになっています。サービスの特徴を早く魅力的に伝えつつ、フォームへ促す導線ですね

            ~ ~中略~ ~

参照元:https://richka.co.jp

【2】ページ遷移型


  ┗A フォームのみの構成の”想定内タイプ”

■スマートHR

参照元:https://smarthr.jp/

■AI電話サービス

 

参照元:https://ai-tel-info.jp/

■キーワードマップ

 

参照元:https://keywordmap.jp/

┗B 左に情報+右にフォームの”ハイブリットタイプ”
TOPからページ遷移はありつつも、右にフォームをまとめ、左で情報記載しています。
デモのイメージがつきやすくなるため、モチベーションを下がりにくくする効果がありますね

■b→dash


■クラウドサイン

 

 

申込フォームをつくるときのポイントは?
では、実際にフォームをつくるときはどのようなことに配慮すればよいか、まとめてみました


①入力項目を最低限にする

住所やフリガナは必要でしょうか?できるだけミニマムになっているかを確認しましょう

②部署名の要否はチーム内で確認できているか
よくあるのが、「やっぱり部署名がないと的確にアプローチできない」問題です…
マーケティング部署側はフォーム入力項目を最低限にしたいが、営業側はすでに既存のお客様であることも確認が必要だったり、部署が不明だと的確にアプローチできなかったりします。
入力項目は営業チームと連携して進めるのがおススメです。

③あえて入力項目を増やして足切り

高額サービスや、営業稼働が少ないサービスに向いている手法です。
予算・立ち位置・導入時期等をヒアリングすることで優先度を決定できます。問い合わせ率は下がるので
リードが減っても回収しやすい高額商品や、リード数が十分にあるサービスでの活用がよいでしょう


④誘導ボタンの文言は適切か?

資料請求と問い合わせはユーザーにとってはハードルがかなり違います。

一般的に資料請求の方がCVRは高くなるため、「問い合わせ」よりも「資料請求」という文言を優先する方がよいです。
また、デモ・お役立ち資料の場合は、きちんとそのように記載しましょう。
「チャットで相談」「電話で問い合わせる」など、問合せ手法も明確化しておくとユーザ側が選択しやすく完結率もあがります。

いかがでしたしょうか。BtoBサービスのデジタルマーケティングは、ある程度型化されていますが
定番の見せ方に頼っていてはレッドオーシャンの中では埋もれてしまいます。。

型化された部分をしっかり網羅しつつ

クリエイティブの面で、よりCVがあがる構成や見せ方を模索し続けることが大切ですね