webサイトの個人情報の取扱いに関する様々な法律。
リスクヘッジはお済ですか?
日本のサイトでもEUやカルフォルニアから閲覧で個人情報保護法の適用対象になり、
この対策を怠ると罰則を受ける可能性があります。
EU域内向けにビジネスを行っている法人に対して、個人データ保護への取り組みを強化することを目的とした法律。
Webサイト初回訪問時に、Cookieの取得同意などが必要です。
などの場合、GDPRが定める義務内容を満たす諸要件を整える必要が出てきます。
事前に、自社の事業やサービスがGDPRの適用対象かどうか、法務部門等の専門家に確認しておく必要があります。
GDPRでは、違反時の制裁金が高額が特徴です。GDPRの対象となる企業が制裁金を受ける場合、
となり、重度の違反の場合、
(2020年4月のレートで)最大約23億円超の高額な罰金になる可能性があります。
米国カルフォルニア州で2020年1月から適用開始された、カルフォルニア州の住民に対するプライバシー保護を定めたカルフォルニア州消費者プライバシー法(Carifornia Comsumer Privacy Act)を指しします。
住民にプライバシーに関連する権利を与え、住民の個人情報を利用する事業者には適正な管理の義務を定めています。
カリフォルニア州で事業を行い、カルフォルニア州民の個人情報を収集しており、
下記のいずれか1つの要件に該当する営利目的の事業主。
などの場合、CCPAが定める義務内容を満たす諸要件を整える必要が出てきます。
事前に、自社の事業やサービスがCCPAの適用対象かどうか、法務部門等の専門家に確認しておく必要があります。
ユーザー(※)に個人情報取得の同意までは義務付けていないものの、ユーザーからの開示請求やオプトアウト、個人情報削除に対応しなければなりません。
※16歳以上を指す
となり、大量の個人情報が流出した場合や住民からの集団訴訟となった場合は多額となる可能性があります。
これまでの個人情報保護法に、罰金や懲役の罰則も明記されるなど、より具体的な法律へと改正。
2020年6月に公布され、2022年4月から施行されました。
など、消費者に対してより透明性を強める内容になっています。
日本では3年ごとに個人情報保護法が改正されるため、情報化社会が進むにつれより厳格化されていくと考えられます。