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後悔するより挑戦したかった!消防士からITエンジニアへ

Writer: インタビュー 更新日:2025/09/03

こんにちは。サービスプロデューサー&広報の西田です。
今回は弊社のエンジニア、SSさんにインタビューしました!

SSさんの前職は消防士で、災害時の救助活動のほか、消防用設備の設置指導など、火災や災害を未然に防ぐための業務に携わられていました。現在はエンジニアに転身し、バックエンド開発や、IoTに関わる業務に携わられております。

今回は異業種から転職されたSSさんに、入社の決め手や仕事のやりがいについてお話をうかがいました。最後には、弊社の選考をご検討中の方へのメッセージもありますので、ぜひ最後までお読みください。

IT業界にはもともと興味があったのですか?

幼いころから最先端の技術やテクノロジーが好きだったのですが、結婚を機にライフプランを見つめなおし、そこで本格的にITに興味を持ちました。
また、公務員からの転職には不安もあったので、手に職を着けたいという思いも強くなり、それもIT業界を意識するきっかけになりました。
そこからスクールを受講して、自分でプログラミングの勉強をはじめました。
内容は難しかったですが、思った以上に楽しく取り組めたことで、ITを仕事にしていきたいと考えるようになりました。

転職のきっかけを教えてください。

次のキャリアを考えて情報収集をしていた時に、「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」という本に出会ったのが転職のきっかけでした。
この本は、「やりたいこと」を見つけるための自己分析メソッドが紹介されていて、自分でも試してみたところ、“新しいことに挑戦するのが好き”という自分の性格に気づきました。
この自己分析も後押しとなり、IT業界への転職を前向きに検討し始めました。

デジナーレに興味を持ったきっかけを教えてください

IT企業の選考を3社ほど受けていた中で、エージェントから紹介されたことがきっかけでした。
エンジニアとしてサービスの上流工程から携われる点や、モダンな技術を積極的に取り入れる会社風土、未経験でもサポート体制が整っている点に魅力を感じ、興味を持ちました。

異業種からの転職につき、応募時に不安はありましたか?

はい、ありました。
特に、転職を検討し始めた頃は安定した職を手放すことに大きな葛藤がありました。

最終的にデジナーレに入社を決めた理由を教えてください

挑戦することが好きな自分にとって、“新しい価値・体験を提供する”というデジナーレの価値観に共感できたことが一番の決め手でした。
不安もありましたが、キャリアに向き合う中で情報を集め、自分自身とじっくり対話する時間を持てたことで、「挑戦したい」という気持ちの方が強くなっていきました。

また、「あの時、転職していたらどうなっていたかな」と後悔する未来を想像したくなかったことも、大きな後押しになりました。

入社後の研修や動き方はどんな様子でしたか?

入社してから1カ月ほど、エンジニア教育用の課題に取り組みました。
内容としては、デジナーレでの実践的な開発の手法、たとえばAWSを使ったインフラ構築などを学ぶものでした。

この課題は、自分で検索しながら進めるスタイルだったのですが、自走することが好きな自分にとっては合っていました。わからない部分だけ、ヒントをもらいながら取り組んでいました。

とある1日の流れ 

9:00-9:15 

・タスク確認 

9:15-10:30 

・案件①作業

10:30-11:00 

隔週定例mtg 

11:00-12:00 

・案件①作業

12:00-13:00 

ウェビナー参加

13:00-14:00 

・休憩

14:00-16:00

案件①の会議

16:00-17:15

案件②作業

17:15-17:30 

案件②タスクの質問相談

17:30-17:45

細かなタスク処理

17:45-18:00

終業にかけて片付け 

 

業務の中で「壁」と感じたことはありますか?

はい、当時はたくさんありました。
スクールで基礎は学んでいましたが、業務ではまったく別の難しさがあり、何がわからないかわからない状態になることがありました。

特に、インフラの構築をコード化し、AWSのサービスを使ってデプロイする研修課題では、やりたいことはわかっているのに、具体的な手順に落とし込むイメージが湧かず、悩みました。

その「壁」に対して周囲のサポートはいかがでしたか?

そのようなときに、一緒に思考を整理してくださるサポートがあったのは本当に心強かったです。
エンジニアチームでは、都度相談しながら進める文化があり、答えを一方的に教えるのではなく、ヒントを通じて自分でたどり着けるように導いてもらえました。

「成長」を感じた瞬間はありましたか?

はい、ふとした瞬間に成長を感じることがありました。
たとえば、会話の中で理解できる内容が増えてきたときや、プロジェクト用語に自然とついていけるようになったときは、「あ、自分成長しているな」と実感できました

また、当時は目先の業務をこなすことで精一杯だったのですが、業務の改善点に気づけるようになったことや、工数をイメージできるようになったことも成長ポイントだと思います。

前職のご経験が活きていると感じる部分はありますか?

はい、消防士として“困難に立ち向かうマインド”は、現職でも確実に活きていると感じます。
開発で壁にぶつかることも多いですが、消防の現場や訓練と比べれば…と思えることで、前向きに取り組めています。

また、消防士時代に多様な人とコミュニケーションを取ってきた経験も活かされており、現職で担当した案件ではクライアントと冗談が言えるような関係値を築くこともできました。

今後チャレンジしてみたいことはありますか?

新しいことや、これまでやったことのないことに楽しさを感じる性格なので、0から何かを作る経験を通して、もっと成長していきたいと思っています。
個人でもチームでも、新しい挑戦に関わってみたいです。

最後に「あの時の私」のように、デジナーレへの転職を考えている方へメッセージをお願いします。

転職は勇気がいることで、不安も多いと思います。
そんな時は、自分の胸に手をあてて「このままで本当に後悔しないか?」と考えてみてください。
不安な気持ちより、わくわくする気持ちの方が少しでも大きかったら、きっとこの挑戦があなたの人生を前に進めるきっかけになると思います。

また、転職を考えるときは「何をするか」だけでなく、「誰と働くか」も大切にしてほしいです。
ひとりでは乗り越えられない壁にぶつかったとき、支えてくれる仲間がいるか。逆に、あなた自身が誰かの力になれるか。
そんな視点で職場を選ぶのも、きっと良い判断につながると思います。

デジナーレには、人として信頼できるメンバーがたくさんいます。
もし少しでもわくわくする気持ちがあるのなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!
デジナーレや、エンジニアの職種に興味を持っていただけたら、まずはご応募ください。
また、転職に対する不安などがございましたらお気軽にお問い合わせください。