Writer: tsuda 更新日:2026/02/03
こんにちは、サービスプロデューサーの津田です。
Webサイトを運営していると、画像をアップロードする際に「代替テキスト」や「ALT(オルト)属性」という入力欄をよく目にされると思います。これらは文字通り「画像の代わり」となるテキストのことですが、実はWebサイトのアクセシビリティや、ユーザーへの情報の伝わりやすさに関わる重要な役割を持っています。
今回は、サイト管理者が知っておきたいALT属性の基本的な考え方について解説します。
なぜ「代替テキスト」が必要なのか?
代替テキストを設定する理由は、大きく分けて3つあります。
- 視覚障害のある方への情報伝達: 目で画像を見ることが難しい方も、代替テキストがあればスクリーンリーダー(音声読み上げソフト)を通じて画像の内容を理解することができます。
- 通信環境が悪い場所での配慮: 電波が届きにくい場所などで画像が重くて表示されない場合、代わりにこのテキストが表示され、何が載っているかを伝えることができます。
- SEO(検索エンジン最適化)対策: 適切なキーワードを含めることで、Googleなどの検索結果(特に画像検索)に反映されやすくなります。
アクセシビリティは、障害のある方のためだけのものではありません。
「屋外で画面が見えにくい」「通信が不安定」といった、誰もが直面しうる「多様な状況」において、使える状態を保障するための大切な土台なのです。
「何でも入れればいい」わけではない? 判断の基準
前述のように代替テキストは重要ですが、だからといって「全ての画像に代替テキストを入れなければ」と身構える必要はありません。大切なのは、その画像が「内容(情報)を持っているか」という視点です。
- 設定すべき画像: 写真、図表、グラフ、文字が入っている画像など、視覚的に伝えたい情報があるもの。
- 設定しなくてよい画像: サイトの雰囲気作りのための装飾的な背景や、単なる飾りとしてのアイコンなど。
判断に迷ったときは、「電話の向こうにいる相手に記事の内容を伝えるとき、その画像も言葉にしないと、記事の内容が伝わらなくなるか?」と想像してみてください。もし言葉にしなくても意味が通じるなら、それはただの「装飾画像」なので、代替テキストを空欄(ALT属性="")に設定するのが適切です。
アクセシビリティは「使える」ための土台
アクセシビリティはWebサイトの「土台」であり、その上に使い心地を磨く「ユーザビリティ」が積み重なります。まずはALT属性という小さな一歩から、誰もがアクセスできるサイト作りを始めてみませんか。
デジナーレでは、ユーザビリティとウェブアクセシビリティ両方の観点から診断する、「ユーザビリティ×ウェブアクセシビリティ診断サービス」を提供しております。
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